乙女心

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もう馴れきってしまっていて今更だれも突っ込む気にもならないだろうから、クリスマスの朝にそっと書き残しておきますが、表参道の駅って、なんでランジェリー売ってるの。恥ずかしいんだけど、あれ。どうして毎朝、もれなく最新のランジェリーの流行をチェックしなくちゃいけないの。あんな地下鉄の駅ないよ。どうして表参道だけ?

いやではないな、って思ったけど。男性として、女性のきれいな下着を目にするのはいやではないな、って思って、あれが男の下着だったらいやだな、って思ったから、もりもりのブリーフ見せられるよりはいいな、って思ったの。もりもりのブリーフだったら、あそこ歩かないと思う。ルート変えると思う。だから、ランジェリーでいいんだけど。

「どうしてあそこにあるんだろう?」って。どういうシチュエーションで「地下鉄の駅でランジェリー買っていこう」ってなるのかなあ。だって、下着なんてもう身に付けて来てるわけじゃん?タイツなら分かるけど、パンティとかブラジャーがその場で必要になるってことないでしょう。ほら、もうパンティとか書いてて恥ずかしいからね。

表参道の駅では、急ぎでパンティやブラジャーを取り替えたくなる女性が、一定数存在する、ということ?「やっぱり今日のこれじゃ彼は気に入ってくれない」みたいな?デートしてる人は多そうだからさー。それ、そういう問題じゃないと思うけど…。その朝、その下着を選んだ自分でいいじゃんー。表参道で、自信なくさないで。そのままでいて。

それとも何かい、男子には分からない、女子にだけ想起できる購買行動に最適化されているということ?「知らないんですか、伊藤さん。みんなけっこうあそこで買ってるんですよ、うふふ」みたいなことでしょうか。まじですか。これ、だれの発言なんだろう(笑)こんな言い方する女性、ぼくの周りにも会社にもいないけど。君はだれですか。

一度入ってみようかなー?と思ってはみたけど、まあ無理ですね。あそこで照れずに自然な体の運びでランジェリー選べる男がいるとしたら、ジョージ・クルーニーやハビエル・バルデムみたいな五〇絡みの仕上がり切った恋愛冒険家か、重度の下着マニアか、どちらかでしょう。今度、だれか行ってみてよ。あそこの店員の子、友達になってきて。

乙女心について知りたいから。ぼくの中にも少し、乙女心はあると思うから。見ないふりして通り過ぎていくのもおかしいし。ゆっくり見ていたら、不思議がられるだろうし。じろじろ見ていたら、そんなに見ないで、とか言うよね、きっと。見てほしいから、そこにあるのかもしれないし、こんな風に、ぼくにあれこれ考えさせたいのかもしれない。